新しくオープンしたモルディブのリゾート、クダドゥモルディブ プライベートアイランド(Kudadoo)。マレから水上飛行機で約45分、ラヴィヤニ環礁に位置する新ラグジュアリーリゾートへ行ってきました。
オープン前、ヴィラの写真を見た時から、絶対に行くと決め、2018年10月のブログで宣言?したとおり、チャンスを狙って予約。※ただし、経営はフラワリと同じ会社なので、サービスにちょっと不安はありました・・・が、結果、とても満足な滞在でした(これについては後ほど詳細を書きます)
クダドゥは全室310平米以上、プライベートプール付きのレジデンスとなり、部屋数は全部で15部屋のみ。ビーチレジデンスはなく、すべて水上レジデンスです。
レジデンスを含め、リゾートのデザインはNY在住日本人の建築家、Yuji Yamazaki氏によるもの。
私、建築に対しての知識とか全くないのですが、クダドゥのレジデンス(ヴィラ)やリゾート内は本当に素晴らしく過ごしやすくて、海外でこんな過ごしやすいヴィラがあるなんて!と心底驚きました。
3泊程度の短い滞在なら、ストレスのないリゾートは多々あっても、5泊以上となるとここがこうだったらな・・・なんて思ったりしますが、それが全くない。今まで長く滞在したリゾートの中だけではなく、1~3泊などの短期滞在リゾート、ホテルも含め、一番過ごし良いです。
テラスからシャワールームへ直接アクセスできる通路。
バスルームの上からは風が入り。床は木という・・・これ、日本人にはとても嬉しい。
泡ぶろとか入った後、シャワールームまで歩く時、タイルだと滑ったりべとべとになるけれど、クダドゥのお風呂は全て石とウッドフロア。
まるで日本の高級旅館のような雰囲気。風が入ってくる吹き抜けから、波の音がきこえてきたり。
海外のお風呂って、やっぱり長くいるには不向きだったり、日本のお風呂が一番落ち着くなぁなんて最終的には思うのですが、1週間滞在したクダドゥでは全くそんなストレスも感じず。正直、我が家のコンドより過ごしよくて困る・・・( ;∀;)
レジデンスとは反対側にある、Retreat(リトリート)。ここにメインレストラン、バー、スパ、プレイエリア、プールなどがそろっています。
ここもまた木の香りが良く・・・・どこもデザインが素敵で、Yuji Yamazaki氏の大ファンになってしまいそう。←単純
スパはリトリートの2階にあるため、プライバシーもしっかりしています。シュノーケリング中、望遠鏡使ってのぞこうと思えばのぞけるかもしれないけど、そんな人はいないからね。
モルディブ初のヒマラヤンソルトルーム。パキスタンだったかな?から取り寄せたソルトだそうで、ここで一度、呼吸のエクササイズ(ストレス解消、デトックス効果に良いのだそう)をうけたので、これは今度書きたいと思います。
さて、最初に書いた、フラワリ経営の会社だから心配~の件。私は以前、モルディブのセントレジスで散々な目にあってから、モルディブのリゾート選びでは、口コミ、ブログをじっくり見るようになりました。
と言っても、2~3泊のみの短期滞在だと良い面しかみないまま終わることも多いと思うし、情報量が少ない。なので、同じリゾートに6泊以上など、長く滞在されている方のブログをいつも参考にしています。※ちなみに私がいつも参考にしているのは、有名なモルディブブロガーの方お2人(どちらもエキサイトブログ)。お二人とも何度もモルディブに訪れている方たちなのですが、情報量がすごく、リゾートでの食事、サービスの質、やりとり、エクスカージョン情報などかなり詳しく書いてあり、とても参考になります
そのうちのお一人の方がフラワリのサービス、GMについて書かれていて。クダドゥも同じ会社の経営で同じGM・・・そのブロガーの方のレビューはすごく参考になるし、私が勝手に絶対的な信頼を置いているため、クダドゥへ行く前はサービスが心配でした。
でも、広々としたレジデンスと、良さそうなハウスリーフにあまりにも心惹かれ・・・・。もうサービスがボロボロでもいいや、セントレジスと同レベルでも仕方ない。ヴィラとハウスリーフを楽しみに行くんだ、という軽い気持ちで行くことに。
前置きが長くなりましたが、結果→問題のGMはフラワリに常時いるため、クダドゥへの影響力は今のところなく、むしろクダドゥのマネジメントがかなりしっかりしていて、総合的にとても満足の高い滞在でした。
クダドゥのリゾートマネージャ―はソネバ、ギリランカンフシに15年程いた方で、会うたびに話しかけてくれます。気取ったところが全くなく、すごく親切で、自らバギーで迎えにきてくれたり・・・マネージャーなのに笑。ソネバは、長期滞在&旅慣れた方の口コミがあまり良くなく、候補にもあがっていなかったけれど、このマネージャーの方にあって、ソネバいいかもな~なんて思うように。
もう一人のマネージャーの方は、経歴をきくのを忘れてしまったけれど、いつも名前で呼んでくれたり、細かい話を覚えてくれていたり親切、かつとてもプロフェッショナルでした。F&Bのマネージャーはフォーシーズンズに12年務めてた人で、フォーシーズンズ丸の内にもいたそう。とかなり頼もしいマネジメントで、皆さんものすごく、本当に親切でした。
エグゼクティブシェフはフランス人、セントレジスボラボラ出身、スーシェフがアミラ出身、モルディブ初のソムリエ、イリヤス氏もアミラを退職し、今はクダドゥにいます。最近はアミラフシの経営が厳しく、人材の流出が多いと言っていました。
ただやっぱり気になる点はまだあり・・・・まず①→ラウンジがフラワリと同じスペースにあり、カーテンでクダドゥ専用エリアを区切っているだけ。マレの空港は今、毎日ルールがころころ変わり、ラウンジスペースがなかなかもらえないと言っていました。新空港オープンに向けて、ラウンジスペース確保のため調整中だそう。。。クダドゥ専用車はあります。
気になる点②→マネジメント陣は頼もしいけれど、クダドゥのスタッフがまだ足りていない。そのため、ボート、マリンエクスカージョンなどはフラワリスタッフにお願いするようになり、たまに、あれっ?という人がきたり。フラワリに遊びに行っても、ん?となることも。。いつも参考にしているブロガーの方の情報通りだったので、5.8水中レストランでの食事もしませんでした(´ー`)
さて、クダドゥのコンセプトはAAA(Anything. Anywhere. Anytime.)といって、滞在中全てのことが宿泊料に含まれます。
これがまたかなり太っ腹で、スパ、ダイビング、ガイドシュノーケル、ボートエクスカージョン、デスティネーションダイニング、ウォータースポーツ、無人島貸切ディナー、無人島でヨガ、ターコイズラグーン朝食・・・・とにかく、モルディブで思いつくこと全てが含まれています。これは何回まで、なんてケチなことは一切なし。
食べ物もロブスター、シャトーブリアンを気前よく用意してくれたり。レジデンスでダイニングをすると、エグゼクティブシェフがわざわざ・・・こんなモルディブリゾートは、なかなかないのではないかな、と思いました。
お酒も1本60万以上の数本をのぞき、ワインセラーのお酒が飲み放題。
お部屋のウェルカムドリンクはビール、ワイン他、シャンパンはルイ・ロデレールが2本とテタンジェ1本。これももちろん、好きなだけ補充してもらえます。私たちはお酒が苦手なので、ハラルのアイシャルをいつも飲んでいました。
チーズ&生ハムのお部屋。ここも好きなだけ食べ放題です。ハチミツもトリュフ入りとか色々あって、離島にいるとは思えない贅沢さでした。
ミライドゥのチーズもすごいな、と思ったけれど、はるかに超えてきた。イリヤス氏による、プライベートセッション「チーズ&ワインテイスティング」もしたので、これもまた今度。
ウェルカムフルーツも豪華で綺麗。この他、フィンガーフード、チョコレート、お菓子、瓶入りのドライフルーツ&ナッツ、自家製チップス・・・もあり、これでもか!というほどのウェルカムフードでした。
さて、気になるハウスリーフは・・・・大満足です。まず、島を1周できるリーフの良さと、魚影の濃さ。
魚は色々なところでいつも群れているし、サメ、カメも。
プランクトンがかなり豊富で、魚もたくさん。お部屋からイルカも見れました。
こんな群れが、リーフ内の色んなところにいます。ムレハタタテダイ、ブラックピラミッドが特に多かったかな。
ニモたちも。
そうそう、イソマグロを初めてハウスリーフで見ました。周りの魚と比べると、すごく大きいのが分かりますか?これには同行してくれたガイドも大興奮でした。
それから、モビュラ(イトマキエイ)の群れもハウスリーフで!これにもガイドが大興奮。自分で追いかけて行っていました。笑
カスミアジも、こんなに群れるんだっけ?という多さ。
AAAコンセプトのクダドゥはやはり、5泊~で来る人が多いそうです(じゃないと、アクティビティを楽しみきれない)。あれもやりたい、これもやりたい!と魅力的なアクティビティ、デスティネーションダイニングがたくさんなので、私たちは1週間では足りないくらいでした。
私たちと同じ時期にいたゲストで、23泊していった人がいたと・・・・。23泊って・・・・・!!!!!ナニソレ!こういう人たちはプライベートジェット&プライベート水上飛行機なので、ラウンジ問題も関係ないんだろうな・・・・。来年の予約もし、既に支払いもしていったそうで・・・・・・。
部屋数は15室のみ、15歳以下は滞在不可のリゾートなので、とっても静かでした。ということで。写真を整理し、クダドゥモルディブの旅行記を書いていきたいと思います(=`ω´=)
続き→シンガポール→マレ・シンガポール航空ビジネスクラス搭乗記
タグ:#クダドゥモルディブ旅行記